工場ツーリングの楽しみ方

夜景が楽しめると人気の工場ツーリング

バイクの醍醐味といえば、やはりツーリングです。
ツーリングと一言で言っても様々な種類があり、朝ツーリング、ブランチツーリング、ナイトツーリング、ソロツーリング、タンデムツーリングなど、種類をあげればきりがありません。

そんな数あるツーリングの中でも、最近じわじわと人気を集めているのが「工場ツーリング」と呼ばれるものです。
聞いたことがないというライダーも多いと思いますが、首都圏周辺には夜景がとても綺麗な工場が多く、夜に全力で遊びたいというライダーに人気を集めているんです。

実は、工場地帯のスポットはバイクとの相性が抜群です。
特に首都圏周辺の工場地帯は、車は入れなくてもバイクであれば夜入って行けるエリアがあるのが魅力です。
工場を間近で見ることができるため、昼間ではなかなか見えないところが見れたり、遠くから見る表情とは違う表情が見えてきます。

大きな工場であれば、バイクで周辺を移動しながら見ることで、不思議なノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。

さらに、工場地帯に来たら見逃せないのが写真撮影です。
工場の夜景とバイクを組み合わせるとメタルな感じが非常に強くなり、クールで引き締まった印象の写真を撮ることができます。
ひと味違った雰囲気の愛車の写真を撮りたいという方にも、工場ツーリングおすすめなのです。

人気の工場スポットをご紹介

首都圏からアクセスしやすいバイクとの相性抜群な工場地帯といえば、ゲートブリッジを抜けて羽田空港を超えるとたどり着ける、川崎の浮島工場地帯です。
この浮島工場地帯はどのスポットもバイクで入ることができ、工場が間近で見られるのでかなり魅力的です。

もちろん夜も工場は稼働しているため、工場周辺独特のモクモクと出ている湯気や煙、機械なども見逃せません。

また、千葉エリアに足を伸ばせば市原工場地帯というエリアがあります。
国道14号線をまっすぐと進み木更津方面に向かえば、道幅が広く走りやすい海沿いのルートを通ってこの工場地帯にたどり着くことができます。

一つ一つの工場が分離されているので、バイクを走らせながら様々な工場を鑑賞できるというのが魅力の一つです。

昼間とは違う表情が見られる工場ツーリングに出かけよう

綺麗な夜景を楽しみながら写真撮影までできてしまう工場ツーリングは、夜思い立ったら気軽にトライできるツーリングのひとつです。

普段は意識したことがなかった工場の新たな表情が見えてくるかもしれません。
バイクを止めて観察する場合には大きなトラックなどが入ってくることもあるため、できるだけ通行の邪魔にならない場所に停車するよう意識しましょう。

車で入って見物するには向いていないからこそ、バイクの足回りの良さを生かした工場見物ツーリングが魅力なのです。