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放置したバイクが動かなくなる原因と対処法

放置しておいたバイクが動かなくなる原因

何かしらの都合で、しばらく放置しておいたバイクを動かそうとしたら動かないということがあります。
この場合の原因は何でしょうか。

考えられる原因はバッテリーの寿命か、タンク内のガソリンが腐っているということが考えられます。
危険を伴うので、異常を感じたら無理にバイクを動かさない方が良いです。
タンク内に残っているガソリンがあったら、ガソリンスタンドで引き取ってもらいましょう。
下水に流すなどと言う行為は危険なので、やめて下さい。

解決方法と注意点を挙げてみる

では、考えられる解決方法と注意点です。
参考になさってください。

まずは、バッテリーの充電、交換を行ってみましょう。
これで復活する可能性がありますが、タンク内とキャブレター内のガソリンは腐っているかもしれません。
こういったガソリンは抜いて新しいものに交換してください。

次に、スパークプラグのチェックも、解決方法の一つとしてあげましょう。
バッテリーの充電でセルは回ってもまだ復活しない場合は、こちらを行うと良いです。
プラグを車体から外して中身をチェックして、故障個所を見てみます。

そして、キャプレターのオーバーホールも有効な方法です。
上記の方法を試みても、エンジンが動かないのであれば、キャプレターに問題があるのかもしれません。

キャプレターの中のガソリンが腐って、ジェット類の穴をふさいでいる可能背があります。
その場合はキャプレターのオーバーホールが必要です。
どのようなことをすればよいかというと、まずはキャプレターを車体から外します。
そして、分解、洗浄を行い、必要であれば、部品の交換や調整を行うのです。

このような作業を行えば、アイドリンクが安定して、エンジンが動き出すことが多いでしょう。
オーバーホールはバイク屋さんに頼む事も出来ますが、有料です。
自信がないという人はお店でお願いしても良いかもしれません。

エンジンが動いた後の作業について

ここからは、エンジンが動いたとしての作業です。
エアクリーナーが汚れていると、せっかく動き出してもキャプレター本来の仕事がせきません。
オーバーホールしたのに、それではもったいないでしょう。
エアクリーナーの内部をチェックして、汚れていたら清掃するか、新しいものに交換してください。

エンジンオイルの交換も必要です。
1年間放置となると、中身のオイルが劣化している可能性大でしょう。
そのままで走るとエンジンを傷つけてしまいますから、オイル交換をした方が良いです。
その他、チェーンオイル、各部のワイヤーなどもチェックしてください。

最後にタイヤの空気圧も大事なので見ておいた方が良いでしょう。
そして、洗車も大事です。
放置しておいた分、きれいにしてあげてください。