オートバイ

加速しにくくなる原因と対応

加速が出来ない時の原因は?

最近、加速が出来ないと感じる事はないでしょうか。
そのようなときは、とても不安な気持ちになるでしょう。
原因等も知りたいものですし、対処法も知りたいと思うはずです。
まずは、原因を考え、そのあとに対処法も考えてみます。

加速できない原因はどんなことが考えられる?

バイクのアクセルを開けたのに、スピードが出ないと困るでしょう。
バイクの快走には「良い燃料、良い空気、良い火花」が大事です。
加速が出来ない原因はいろいろあります。

燃料やエアクリに問題ありということが考えられますし、プラグやガソリン供給のホース類が原因かもしれません。
キャブのセッティングが悪いこともありますし、マフラーが詰まったということもあります。
さらに、ピストンリングの摩耗が良くないのかもしれませんし、バルブのカーボン噛みも考えられるでしょう。

対処法を考えてみた

では、対処法を考えてみましたので、参考になさってください。
まずは燃料の確認です。
ガソリンは使用期限はないのですが、空気がふれるのであれば3ヶ月、触れない場所でしたら6ヶ月が限度になっています。
ガソリンが古くないか、確認しましょう。

エアクリーナーエレメントの詰まりや劣化のために、加速できないことも考えられます。
このようなところを長い間、放置していませんか。

掃除をしないとゴミで目つまりして、空気を吸えなくなり、燃料過多でスピードが出なくなるのです。
湿式エアクリーナーエレメントの場合は洗油やエアクリーナーエレメント用洗浄剤で掃除しましょう。
オイルを含ませたり、フィルター用ごみ吸着剤を塗布するのもおすすめです。

プラグの点検も大事です。
時には、車体から外し点検してください。

余りにひどく汚れていたら、交換しましょう。
もしも、新品のプラグがないならば、は応急処置です。
真鍮ブラシで傷をつけない様に優しく磨いてみます。
ただし、イリジウムプラグでしたら、非常にデリケートなため磨けませんから、必ず交換しましょう。

その他には、ピストンリングの摩耗や、バルブのカーボン噛み等も考えられます。
このような場合の処置はエンジンのオーバーホールが必要ですから、バイク店や専門店の専門家に任せましょう。
素人判断は難しいですし、万が一を考えると危険です。

このような難しいものでなければ、日頃のメンテナンスやこちらでご紹介したメンテナンスを試みてみましょう。
それでも、やはり加速出来ないとなると、バイク店等に持って行って処置してもらうことをおすすめします。

修理の費用はかかってしまいますが、安全を考えると仕方のないことです。
万が一、スピードがうまくでないためにどこかにぶつけてしまい、バイクが壊れてしまうことも考えますし、ライダーもケガをしてしまいます。
そういった事態は避けたいものです。