ヘッドライトがつかなくなる原因と対処法

ヘッドライトがつかない原因は複数

バイクのヘッドライトがつかないと、視界を安全に確保できないため、夜間の走行ができません。
それにヘッドライトは車検の検査項目の一つでもあるので、つかない状態で車検に出してもそのままの状態で車検に通ることはりません。
さらに、ヘッドライトを点灯せずに夜間走行することは道路交通法における違反行為となってしまい、取り締まりの対象となります。
そのため、バイクのヘッドライトは乗る前に点灯することを確認することをおすすめします。

ヘッドライトがつかない原因は、複数あります。
最も簡単な原因はバルブ切れで、これは方法を知っていればDIYで簡単に電球の交換ができる原因です。
しかし、配線が断線しているとかスイッチ周囲のパーツが不調の場合にも、ヘッドライトがつかなくなってしまうことがあります。
この場合にはDIYでその場で修理というわけにはいかないため、ショップに持ち込んでの修理が必要です。

もしも夜間にヘッドライトがつかなくなってしまい、その場でDIY修理ができない場合、一か八かライトなしで走行するのはNGです。
最悪の場合、バイクをその場において朝が来るのを待つことになるので注意しましょう。

対処法は?

バイクのヘッドライトがつかない場合には、原因ごとに可能性を一つずつ消去法で対応することになります。
まずバルブ切れの可能性を考え、バルブを新しいものに交換しましょう。
前回に交換したのが3年~5年程度前なら、バルブ交換で修理できる可能性があります。

もしもバルブを交換しても点灯しない場合には、断線の可能性が考えられます。
スイッチの違和感がないかどうか、また配線が切れていないかを確認した上で、テスターを使ってレギュレーターに電気が通っているかをチェックしましょう。
必要な機材が手元にない場合にはショップで購入するか、もしくは整備工場に持ち込んで点検してもらうことになります。

断線の修理は、ハンダやテスターその他絶縁テープなどのアイテムが揃っている人なら、IYでも修理できます。
エンジンを切った状態で断線している箇所を切断し、配線を組みます。
配線を組む際にはハンダを使い、溶接した上で絶縁テープでしっかりと保護すればOKです。
最終的にタイラップで敗戦をまとめれば、修理は完了します。

見た目に断線している場所が分かれば、この方法でDIY修理ができます。
しかし外から確認できない内線だけの断線だと、どこが断線しているのかを見つけづらくなってしまう点は注意しましょう。

また、配線がむき出しになっている状態は、うっかり触るととても危険なことが少なくありません。
感電に注意しながら作業してください。