アイドリンクが不安定な原因とは
バイクに乗る際、アイドリンクが不安定だと心配です。
考えられる原因はあるのでしょうか。
実は考えられる原因はありますので、挙げてみましょう。
ガソリンが古くなったのかもしれません。
または、エアクリーナーエレメントにゴミが詰まっていることも考えられますし、プラグが古くなっているということもあるでしょう。
そして、マニーホールドに問題があるったり、キャプレターの調整ができていないか、キャプレターの中が詰まっているかもしれません。
その他にはリードバルプの調子が悪いことも考えられますし、エンジン内部に汚れが付着又はカーボンに異常がある可能性もあります。
または、CDIやジェネレーターやイグナイター等のトラブルが考えられます。
次の項で、その一つひとつについての解決法を考えてみますので、皆さまのバイクは大丈夫かどうかもお考え下さい。
解決法と注意点
それでは、前の項で掲げたアイドリンクが不安定な原因の解決方法を考えてみます。
アイドリンクに不安がある方は、参考になさると良いでしょう。
まずは「ガソリンが古くなった」という点です。
エンジンにも影響を及ぼすかもしれないので、タンク内、キャブレター内やホース内のガソリンを新しくすると良いです。
「エアクリーナーエレメントにゴミが詰まっている」という場合は、掃除をして、エアクリーナーやエレメントをキレイにするか交換するかしてみると良いでしょう。
ただし、掃除をする場合はやり方があるかもしれませんから、確認が必要です。
「プラグが古くなっている」場合は、プラグを見て、電極が減っている、黒ずんでいる場合は真鍮ブラシでこすってみるかプラグ交換をすると良いです。
但し、イリジウムプラグでしたら、こすらずに交換します。
「マニホールドに問題がある」場合、どのようになっているのか確認する方法があるので、確認しておくと良いです。
その方法は、マニーホールドの近くにパーツクリーナーをかけて回転数がどうなるか見ます。
もしも、回転数に変化があればエアーの吸い込みがあるかもしれません。
「キャプレターの調整」の場合はエアスクリュー、パイロットスクリュー(開け締めして混合器の比率を調整するネジ)で調整しましょう。
「キャプレターの詰まり」の場合は、キャプレターを取り外して洗浄します。
パッキンやOリングも劣化の可能性があるので、交換しましょう。
「リードパルプの調子が悪い」場合は劣化しているかもしれないので、交換します。
ただし、部品がないことも考えられるのでバイク店に相談すると良いかもしれません。
「エンジン内部の汚れなど」はエンジンコンディショナーで症状を抑えましょう。
その際は使い方をよく見てから、使用するようにして下さい。
「CDI、ジェネレーター、イグナイター等のトラブル」の場合は、判断が難しいです。
素人判断よりも、熟練のバイクの修理屋さんにお願いした方が良いでしょう。