ウインカーが不調になる原因と対処法

ウインカー不調はとても危険、その原因は?

左折や右折を周囲に伝える役割を持つウインカーが不調になると、昼間でも夜間でもそのまま走行することはとても危険です。
少しずつ不調になっていくなら早い段階で対処することは可能ですが、ちょっとした段差を超えたタイミングでウィンカーがずっと点灯しっぱなしになってしまったり、全く点灯しなくなってしまうなど、突然不調が始まることは珍しくありません。

そのままの状態で走行するのは危険ですし、ウインカーは車検の検査項目の一つでもあるので修理しなければ車検にも通りません。
さらにウインカーが故障している状態で走行することは道路交通法違反にもなるため、取り締まりの対象となってしまいます。

ウインカーの不調には、いろいろな症状と原因があります。
例えば全く点灯しない時には、バルブ切れか断線が原因になることが多いです。
また、点滅するけれど点滅スピードが普段よりも速い時には、電球が切れる直前の状態ということです。
そのまま走行を続けていると、近い将来に電球切れでまったく点灯しなくなってしまうので、早い段階で電球交換をする事をおすすめします。

ウィンカーを出して点灯するけれど点滅しない場合には、リレーという部品が故障していることが原因です。
基本的にリレーは交換修理が必要となるパーツなので、その場で簡易的なDIY修理ができるわけではありません。

対処法は原因ごとに異なる

ウインカーの不調に対する対処法は、何が原因かによって異なります。
ウインカーが全く点滅しない時には電球切れもしくは断線が予想されるので、まずは電球を交換しましょう。
それで修理できればOKです。

もしも電球を交換しても点滅しない時には、断線が考えられます。
目に見えている部分の配線を修理することで、ウインカーの不調を解消できるでしょう。

ウィンカーの点滅が普段よりも速い時には、そろそろ電球の交換時期ということです。
電球の交換作業はDIYでも比較的簡単にできますし、ショップに持ち込んでもそれほど高い工賃はかかりません。
電球の交換作業においては、ラバーパーツの摩耗などにも注意して、雨水が電球に入り込まないように注意してください。

点灯するけれど点滅しない場合には、リレーというパーツを交換すれば修理できるケースがほとんどです。
ただしリレー交換ではアッパーカウルを分解する作業が必要となるので、慣れていない人にとっては不安かもしれません。
頻繁に呼称するパーツではありませんが、初めての人はショップに持ち込んで修理している現場を観察すると良いでしょう。
やり方が分かれば、次回もし同じ修理が必要になった時にDIY対応できるようになります。