洗車の基本を学ぼう

洗車しないとどうなる?

バイクに毎日乗っていると雨に降られることも少なくありませんし、地面からの泥はねなどでも車体はかなり汚れるものです。
もともとバイクはさまざまな気象条件の下で走ることを想定して設計されていますので、多少の汚れなら故障するといったことはまず起きません。
とはいえ、バイクを洗車せずにケアも怠ってしまうと劣化が早まってしまうことも確かです。

バイクにはむき出しになった金属パーツが多いため、飛び跳ねた泥などを洗い落とさずにそのまま放置しておくとサビの原因となります。
砂ボコリなどによるキズがあると塗装もはげますし、腐食もどんどん進んでいくことになります。
サビや腐食が出てくると故障の原因にもなりかねませんので、大変危険です。
一度汚れがこびりついてしまったバイクは、専門の洗車屋に依頼して汚れを除去してもらわなければなりません。

洗車の方法

バイクを洗車する際には、水を使った方法と使わない方法の2タイプがあります。
水とスポンジ洗剤を使った洗車は誰でも簡単にできるとはいえ、バイクに水をかける時は方向に注意する必要があります。
上から降ってくる雨などに対しては耐久性のあるバイクでも、真下や真横からの水には弱いという特徴があります。
ですから、水をかける際にはバイクの上方と前方からかけるように気を配りましょう。

バイクを水で洗う頻度は1ヶ月から3ヶ月に1度が目安です。
毎日・毎週などあまり頻繁にバイクを洗ってしまうとパーツが錆びてしまうことがあります。
オフロード走行をした、あるいは泥道を走った時はできるだけ早く洗車するようにしたいものです。
水でバイクを洗った後は水気をよく拭き取り、仕上げとしてスプレーワックスなどで拭きあげると良いでしょう。

マンションやアパートなどに住んでいて、バイクを共有の駐車場に停めている場合には水洗いをしょっちゅうするのも気がひけます。
こんな場合には、水を使わずにバイク専用の拭き取りシートなどを使用するのがおすすめです。
使い捨てのペーパーウエスに専用のパーツクリーナーを吹きかけて、バイクの汚れた部分を掃除するという方法もあります。
バイクを拭き掃除する前に、大きなホコリなどは取り除いておくことが大切です。
こうしないと、付着した砂ボコリなどでバイク本体を傷つけてしまうことがあります。

洗車におすすめのアイテム

バイクの洗浄・保護・ツヤ出しがすべてできる便利なアイテム「プレクサス」なら、少ない手間でバイクをいつもピカピカにしておくことができます。
撥水効果にも優れており、バイク本体だけではなくてヘルメットのクリーニングにも使えて重宝です。
ワコーズの「フォーミングマルチクリーナー」も、砂の汚れを浮き上がらせることができるので便利です。