日帰りツーリングの計画の立て方
バイクの楽しみ方には色々とありますが、自由な時間ができたときにふと思い立って出かけられるのが日帰りツーリングです。
また、バイク初心者であればお泊りツーリングよりも日帰りツーリングの方がハードルが低いため、トライしてみたいと考えている方もいるでしょう。
日帰りでもフットワークの軽いバイクだからこそ、密度の濃いツーリングのプランを立てることが可能です。
ロングツーリングに挑戦する前に、まずは日帰りのショートツーリングでツーリングの楽しさや難しさを味わいながら、経験度をアップさせるのがおすすめです。
他の種類のツーリングと比べるとハードルが低いとはいえ、日帰りツーリングを成功させるためには良い計画が必要です。
日帰りツーリングで準備するもの
日帰りツーリングで準備するものは、免許証、任意保険の連絡先、携帯電話、健康保険証、そして現金です。
いくら日帰りツーリングだからといって、免許証や任意保険に関係した書類がないようでは困ります。
いざという時の故障や事故などを想定して、スムーズに手続きができるように用意しておきましょう。
また、ツーリング先ではレインウェアやツーリング用のマップ、コンパクトな防寒具などが役に立ちます。
日帰りツーリングの疲れを癒すためにスーパー銭湯や温泉に立ち寄りたいという方は、タオルなどの温泉セットも用意しておきましょう。
いざという時に備えて、モバイルバッテリーやパンク修理キットがあるとさらに安心です。
日帰りツーリングのコースと目安となる距離
バイク走行中は、ほぼ同じ姿勢でバイクに乗り続けることになります。
日帰りだからと張り切って予定を詰め込みすぎると、疲労が残り次の日に響いたり安全に運転できなくなることがあります。
日帰りツーリングに適した距離やコースを見つけることがとても大切です。
バイクの種類やライダーの体力、その日の路面状況などの条件で変わってきますが、一般的には300km以上を走行すると疲れを感じるとされています。
日帰りツーリングでの予定を組む時には、目的地までが片道150km以下の距離感を目安としましょう。
初心者の方は、片道100km以内に抑えるのがおすすめです。
100キロ圏内でも、首都圏からなら様々なプランを立てることができます。
観光地で行ってみたい温泉や絶景スポットなどを事前に決めておき、目的地までのツーリングはもちろんのこと、目的地での時間も楽しめるさらに良いでしょう。
観光地では、徒歩では遠いけれど車で行くには渋滞がひどい、車を停める場所がないといったトラブルがつきものですが、小回りが利くバイクならではの観光地巡りは非常に効率が良いため、日帰りツーリングの虜になってしまうこと間違いなしです。