お泊まりツーリングの魅力は「遠くまで行けること」
日帰りツーリングでは、どうしても走行できる距離や範囲が限られてしまいます。
そのため、あまり遠くまで行ってしまうと帰路が深夜になってしまったり、何よりも体がクタクタに疲労困憊してしまいます。
しかしお泊まりツーリングなら、初日には往路を走れば良いだけなので日帰りツーリングと比較するとかなり遠くまで行けるという魅力があります。
お泊まりツーリングでは、どこに宿泊するかを決めることも楽しみの一つです。
食事がおいしい温泉旅館に泊まっても良いですし、眺望を楽しめるホテルへの宿泊も素敵です。
アウトドアでテントを張って宿泊するという方法も、アウトドア趣味がない人にとっては新鮮で楽しいかもしれません。
更にお泊まりツーリングでは、必ずしも行きと帰りのルートが同じでなければいけないわけではありません。
もし可能なら、あえて異なるルートを走ることで、往路と復路とで異なる景色や雰囲気を味わうこともできます。
また、途中の休憩場所でご当地グルメを堪能するのも楽しそうです。
それほど遠方まで行かなくても、目的地に早めに到着したら観光を楽しめるという点もお泊まりツーリングの醍醐味です。
行ってみたかった場所やおすすめの観光スポットがたくさんある場所なら、日帰りツーリングができる距離でもあえてお泊まりツーリングにするという方法もおすすめです。
お泊まりツーリングの楽しみ方
お泊まりツーリングを存分に楽しむためには、事前に十分な計画を立ててきちんと準備することがポイントです。
日帰りツーリングとは異なり、お泊まりツーリングでは宿泊場所や食事をどこにするかという点を事前に計画しておかなければいけません。
費用が多くかかるだけでなく、着替えや洗面道具など持参する荷物も多くなるでしょう。
もしも旅館やホテルに宿泊する場合には、バイクに積めない宿泊荷物を事前に宅配するという方法もアリです。
事前の準備と工夫次第で、バイクの車種に限らず誰でもお泊まりツーリングを楽しめます。
またお泊まりツーリングでは、複数日に渡ってツーリングするため、天気が変わったらどうするのかという点なども想定しなければいけません。
雨具など必要になるかもしれないアイテムは、バイクに積んでおきましょう。
実際に使わなくても積んでいるだけで大きな安心感を得ることができますし、実際に雨が降ってきた時などには快適で安全な走行を継続できます。
泊りがけで行うツーリングは、目的地が同じでも宿泊スタイルを変えることでさまざまな楽しみ方ができます。
温泉旅館に泊まってリラックスしても良いですし、キャンプ場にテントを張ってバーベキューするのも良いでしょう。